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Ninomiya Architect's office

設計・監理費報酬基準


最近、世間一般の設計事務所ではよく聞かれる事ですがうちの事務所も建設費の○%で算出はしておりません。
(ゼネコンや工務店での設計費は建設費の○%で算出することが多いです。
 何故なら、ゼネコンや工務店は建設工事がメインとなるからです。)
建設費の比較で高額建物だから設計費も高額になり建築士の業務が濃密になり低額建物だから設計費も
低額になり建築士の業務が片手間程度で行うのかと言えば、それは違うと思います。
比較的、高額建物になれば規模も大きくなり構造も変わってくるので一概に前説を否定出来ないが、どの
建設費の建物だろうが、設計業務は同じだと判断しております。
ですので、うちの事務所は設計監理報酬を【建物規模】・【建物構造】により算出しております。
簡単に説明いたしますと、設計監理報酬は「設計業務」「申請業務」「監理業務」と別けて算出しその合計です。

<各業務報酬算定方法>

「設計業務報酬」
図面枚数により作図する日数を算出し、その日数により直接人件費と総経費から算出します。
(規模や構造により枚数設定が変動いたします。)

「申請業務報酬」
最低一式金額を300,000円(申請手数料込み)とし、申請手数料の金額により算出します。
(※申請手数料:官庁及び民間検査機関に提出する手数料。規模により変動いたします。)

「監理業務報酬」
建設工期により監理日数を算出し、その日数により直接人件費と総経費から算出します。
(規模や構造により建設工期が変動いたします。)


<算出例>
【 木造2階建:専用住宅:130㎡ 「40坪」 】

「設計業務報酬」
30(日) × 30,000(直接人件費) + 30(日) × 18,000(総経費:直接人件費×0.6)
= 1,440,000(円)
※図面枚数20枚×1.5(基準値:3日で2枚作成)=30日(実働日数)

「申請業務報酬」
=  300,000(円)
※確認申請・中間検査申請・完了検査申請、各手数料込(一戸建ての住宅以外は別途)

「監理業務報酬」
22(日) × 30,000(直接人件費) + 22(日) × 18,000(総経費:直接人件費×0.6)
= 1,056,000(円) 
※建設工期5ヶ月×31(日数換算)÷7(週間1日監理)=22日(実働日数)

合計  2,796,000(円)

建物建設費(衛生設備込)が坪65万の建物の場合26,000,000円+外構費2,000,000円で合計28,000,000になり、俗に言われる建設費の%で
お答えすると約10%になります。
ただ、これはあくまで算出例ですので実際は各建物によって見積書を提出し、話し合いにより金額を決定しております。